びわ湖高島観光ガイドより

高島市は、滋賀県の北部に位置し、日本最大の湖である琵琶湖の西岸に広がっています。人口は約49,000人(2023年現在)で、市の面積は約377.35平方キロメートルに及びます。

高島市といえば

市内には多くの歴史的名所や観光地が点在しており、自然環境は、豊かな森林、美しい湖、そして四季折々の風景が楽しめます。

まず挙げられる人気の観光スポットといえば、皆さんご存知の「メタセコイア並木道」でしょう。

4月中旬ごろの新緑のメタセコイアです

2.4kmにわたり約500本のメタセコイアの木々が並び、四季折々の風景を楽しむことができます。春・夏には新緑を、秋には紅葉が美しく、冬には雪景色が幻想的です。

高島市には、数々の歴史的名所や文化財も点在しており、「白鬚神社」もそのひとつです。

祭神・猿田彦命(さるたひこのみこと)を祀りるこの神社は、湖中に朱塗りの大鳥居を有しており、「近江の厳島」とも呼ばれています。また、創建されてから2000年ほど経っており、近江最古の歴史を誇ります。

琵琶湖を見下ろす絶好の地に位置しており、湖上に浮かんだ神社の鳥居は、とくに夕暮れどきが見ごろです。

参照:白鬚神社 | 滋賀県観光情報[公式観光サイト]滋賀・びわ湖のすべてがわかる!

高島市で楽しむ四季折々のイベントとアクティビティ

上記のほかにも、高島市には四季折々のイベントやアクティビティが豊富に揃っています。次はその楽しみ方の一例をご紹介させていただきます。

 春:桜の名所巡り

高島市内各地で、桜が見事に咲き誇ります。先ほどご紹介した「メタセコイア並木道」と同じマキノ町の、「マキノ高原千本桜」、「海津大崎の桜」は有名です。

夏:湖上アクティビティ

琵琶湖での水上アクティビティが楽しめます。「ノーススタイル奥琵琶湖」では、カヤッキングやSUP(スタンドアップパドルボード)を体験できます。また、「琵琶湖里山オートキャンプ場」では、自然の中でのキャンプを満喫できます。

秋:紅葉狩り

紅葉の季節、マキノ町の「メタセコイア並木道」では、美しい紅葉を楽しむことができます。また、高島市内の山々も紅葉の名所として知られています。

冬:スキーと温泉

スキーと温泉が楽しめます。朽木スキー場や箱館山スキー場は、初心者から上級者まで楽しむことができます。スキーのあとは、地元の温泉でリラックスしましょう。高島市内なら、「くつき温泉てんくう」さんや、「マキノ高原温泉さらさ」さんなどがあります。

 

このように、高島市には季節ごとの見どころやアクティビティが揃っています。訪れるたびに新たな魅力を発見できることでしょう。

高島市のおすすめグルメとお酒

新鮮な地元の食材を活用した、美味しい料理が楽しめるのも、高島市の魅力のひとつです。

湖魚料理

滋賀県といえば、琵琶湖の新鮮な湖魚料理が有名です。高島市のレストランや旅館では、季節によって様々な湖魚を使った料理が味わえます。フナやワカサギ、コイ、イサザなど、種類豊富な湖魚がいますので、地域ならではの味覚を楽しめます。

近江の地鶏

近江黒鶏や、近江軍鶏、淡海地鶏も、滋賀県ならではの味覚といえるでしょう。もちろん、当店で扱う近江黒鶏も、高島市内で育てられた地鶏です。上質な肉の味を活かし、定食として提供させていただいております。

農産物

高島市は農業が盛んな土地でもあり、旬の野菜や近江米など、美味しいものがたくさんあります。

メタセコイア並木の道中にある「マキノ高原マキノピックランド」さんには、バーベキューテラスを備えたレストランがあったり、手作りジェラートやお土産売店も用意されています。

また、地元で育てられた新鮮な農産物を購入することができます。当店でも、こちらで仕入れた野菜を使わせていただくことが多々あります。

季節によっては、サクランボやリンゴ、サツマイモやブルーベリーなど、旬の野菜や果物の収穫体験もできます。

 

マキノへ行くなら、フレンチレストランの「Mon goûter(モングーテ)」さんでランチするのもおすすめです。

席数が少なく、繁忙期は予約なしで入るのは難しいかもしれませんが、食材のポテンシャルを存分に活かした料理はすべて絶品です。

しかも、「本当にこの値段でいいの?!」と疑うような、お得な価格になっています。機会があればぜひ訪れてみてください。

高島市の地酒

高島市では、地元の酒蔵が醸す地酒を楽しむことができます。琵琶湖の清らかな水を使った地酒は、深い味わいと香りが特徴で、地元の料理とともに味わうとさらに美味しさが引き立ちます。

「不老泉」

「不老泉」はその名のとおり、「永遠の若さの泉」を意味し、高島市の上原酒造さんが醸すこのお酒は、ひと口飲むごとに心身を清々しく活性化させるパワーを秘めています。

酒造りへの情熱と技術力の高さが認められ、「不老泉」は全国新酒鑑評会において金賞を受賞するなど、その品質は全国的にも高く評価されています。

華やかな香りと豊かな旨味、そしてすっきりとした後味が特徴で、飲む人を魅了します。

上原酒造「不老泉(ふろうせん)」 山廃仕込・天秤搾り・木桶仕込みの酒 滋賀県高島市の地酒

「琵琶の長寿」

高島市の池本酒造さんが醸す「琵琶の長寿」は、地元の良質な米と琵琶湖の清らかな水を使用し、伝統的な製法で醸造されています。

ひと口飲むと、まず爽やかな香りが広がり、次いでその深い味わいが口いっぱいに広がります。あとから来る酸味がすっきりとしていて、心地よい余韻が残ります。

琵琶の長寿:滋賀の今津の 小さな酒蔵

 

「不老泉」も「琵琶の長寿」も、地元の自然環境と人々の生活を大切にしながら醸された酒です。その美味しさを通じて、滋賀県の豊かな自然と人々の暮らしを感じてみてください。

高島市は、美味しい湖魚料理や新鮮な農産物、地酒など、地元の食材を活用したグルメが楽しめる地域です。訪れた際には、ぜひ地元の味を堪能してみてください。

高島市で体験できるユニークな観光スポット

見る・食べるだけでなく、身体を動かして楽しむのも、自然豊かな高島市の魅力です。

フィッシングパーク

親子で楽しめるスポットとして、フィッシングパークがあります。初心者から上級者まで楽しむことができ、レンタル用具もあるので手ぶらで訪れることも可能です。新鮮な湖魚を自分で釣り上げる体験は、きっと忘れられない思い出になるでしょう。

ゼログラビティ

スポーツ好きにおすすめなのが、ゼログラビティです。クライミングやボルダリングが楽しめるこの施設は、自然のなかで身体を動かす喜びを存分に味わえます。初心者用のコースもあり、安全に楽しむことができます。

琵琶湖里山オートキャンプ場

自然を満喫したいなら、先ほどもご紹介した「琵琶湖里山オートキャンプ場」がおすすめです。豊かな自然に囲まれながら、都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を過ごすことができます。テント設営から火起こし、食事まで、キャンプの醍醐味を味わえます。

高島へお越しのさいはぜひ、お立ち寄りください!

以上、高島市の魅力をご紹介させていただきましたが、これでもごく一部でしかありません。高島には観光スポットがまだまだたくさんあります。

アクセスも比較的容易です!日帰り旅行でもいいので、ぜひいちど訪れてみてください!

当店の店主も、そんな高島市に魅了されたひとりです。古民家で営む定食屋では、近江黒鶏と近江米を主軸に、旬の食材を無化調で調理した付け合わせをご用意しております。

メニューについてはこちらをご覧ください

場所が少しわかりづらいかもしれませんが、お越しになった方に損はさせません!「メタセコイア並木道」から車で15分ほどです!ご機会がありましたら、ぜひお立ち寄りください!

文:Ezo Sheeran

営業時間

平日(予約可)

11:00~15:00

土日祝(予約不可

11:00~19:00

定休日

木曜日

なお、夜の宴会(~21:00)も2日前までの予約でしたら承っております。お電話にてお待ちしております。

所在地

〒520-1654

滋賀県 高島市 今津町 梅原 688

TEL 0740-33-7268